2013-12-21

12月

今年も残すところあとわずか。
この時期は普段あまり会えない人たちに会えたり、飲む機会が増えたり、テレビ番組も自分の好きな企画が多かったり。楽しみな季節です。
その分体調を崩す確率も高いので、今年はかなり用心しています。
どうか健康に年明けまで走れますように!


そんな中、来年のコンサートに向けてのリハーサルや打ち合わせも始まっています。


まずは、今年10周年を迎えましたルナソワールサクソフォンカルテット
秋のコンサートの熱も冷めやらぬままに、New year party を開催します!
1/19(日)、吉祥寺の『ラ・フォルテ』にて。
ルナソワールの音楽をお楽しみ頂き、終演後にはメンバーも一緒に乾杯しちゃおうという企画です。
日曜日の午後、ゆったりと新年をお祝いしましょう!
ルナソワールのページはこちらです♪→月文



そしてD-SAX
15人のサックス奏者と、一人のピアニストで構成されたグループで、昨年の春にはフランス公演を成功させました。
今度のコンサートは、私たちをフランスに招いてくれた巨匠、ファブリス・モレティをゲストに迎えます。

D-SAXは、まさに変幻自在のアンサンブル。16人全員でのゴージャスサウンドはもちろん、3人〜6人ほどの小編成アンサンブルで演奏するレパートリーもたくさんあります。
とにかくコンサートに足を運んでくださるお客様に楽しんで頂くことを第一に、曲の魅力を最大限に生かせるアレンジや演出を毎回練り上げています。

今回もさまざまなアイディアを出し合いながら、リハーサルを重ねています。
ぜひとも2/20、会場でたくさんのお客様に見て、聴いて、感じて頂きたいです!
D-SAXのブログページも、写真や記事などいろいろupされていますので、ぜひぜひアクセスお願いします。 → D-SAXブログ


それぞれのコンサートの詳細は、このページ左側のツールバー『Information』にもupされていますので、ぜひぜひご覧いただき、スケジュールをチェックして頂けたら嬉しいです♪
来年もいろんな場所で皆様にお会いできますように。

2013-12-08

11/1レポート その3〜オフステージ編

※オンステージ編はこちら→◆◇◆

たくさんの方々の力を借りて開催することができた初めてのソロコンサート。
いくら御礼を申し上げても足りません。
コンサート当日、そんな方々の存在を本当にありがたく感じました。



まずは、共演者のふたり・ピアニストゆいちゃんとパーカッショニストまきちゃん。
そもそもソロコンサートをやろうと思えたのは、この二人に出会えたからでした。

音楽の専門学校を卒業してから7年がたち、在学中から現在までいろんな場で演奏の経験を積みながらも、自分がやりたい音楽は何なのか、ということがなかなか見えずにいました。
でもこの二人とチョコラッテで活動し始め、ソリストとしてフロントに立ってサックスを吹くということの意味を改めて考えるようになり、ジャンルのことや音楽のスタイルのことを見つめ直すことで、やっぱり私がいま取り組みたいのはフランスで育まれたクラシカルサクソフォンの作品なのだなと再確認することができました。

それぞれのシーンで活躍している二人。ミュージシャンとしても本当に尊敬しています。これからもいい形で共演していけるように私も頑張ります!
そしてチョコラッテもまだまだ進化していきますので、乞うご期待!!



続いては、当日の会場運営を支えてくれたスタッフの皆さん。音楽を通じて出会った仲間にお願いしたので、何も言わなくてもピンポイントで動いてくださり、めちゃくちゃ助かりました。

左上は昼からずっと付き合ってくれたステージマネージャーの梅ちゃんとスーパーなんでも屋の陽ちゃん。
右上はにこやかにシッカリと受付をしてくれた、さきちゃん・みきちゃん・河合くん&大場くん。
左下はチラシ挟み込みのときの一枚。活躍中の音楽仲間が集まりました。
右下はコンサートを聴きにこられないからとゲネプロを聴きにきてくれた、サックス仲間のノハ&ミサです。

お忙しいのにこの日のために時間を作ってくれて本当にありがとうございました。
当日、何も気にせず安心して運営をおまかせできちゃいました。本当に感謝です!!



そしてそして、会場に足を運んでくださった皆さま!
来られずともご声援頂いたたくさんの方々も!
本当に本当にありがとうございました。
おかげさまでミューザ川崎の市民交流室は超盛り上がりました。

終演後のサイン会が予想以上に盛況で、出演者3人は驚き喜びました。
皆さまの温かい励ましのお言葉と、たくさんの笑顔。いま思い出すとなんだか夢のようです。この夢の余韻でしばらくは頑張って生きていけます。

お花やお菓子などの差し入れも盛りだくさん!全部撮影しきれておらず申し訳ない限りですが、お花は全て愛でさせて頂き、食べ物はうまーく賞味期限順に並べ、12月を迎えた今も美味しく頂き続けております。普段なかなか食べられない、高級な甘さのものばかりで幸せです。
大好きなお酒も頂き、これまたいつもとは違った雰囲気でしっとりと晩酌させて頂いております。本当にありがとうございます。



本番のステージ上でも申し上げましたが、これまで関わってくださった全ての人のおかげで私は生きてこられています。家族をはじめ、今まで出会えた全ての人に感謝です。本当にありがとうございます。
これからも皆さまへの感謝を忘れずに、自分の道を歩いていきたいと思います。


最後に、この素晴らしい写真の数々を撮ってくださったカメラマンの久美さん。
本当に本当にありがとうございました!
私はもちろん、ゆいちゃんまきちゃんやスタッフのみんな、お客様の輝く表情をこんなに綺麗に切り取ってもらえて、とっても嬉しいです。
まだまだ素敵な写真がたくさんありますので、これからもこのブログやいろんな場で紹介していきますね。


それでは全3回にわたりお届けしましたコンサートレポート、めでたく結びとさせて頂きます。長ーいレポートを最後までご覧頂き、誠にありがとうございました!
石森裕子


2013-12-05

11/1レポート その2〜後半ステージ編

※前半ステージ編はこちら→◆◆◆

さて、緊張感高めの前半プログラムを無事に終え、休憩を挟みリフレッシュ!
衣装もチェンジしてお楽しみの後半ステージです。




いつものチョコラッテライブでのナンバーを中心に、3人でのトークを挟みながらお届けしました。

まずはフランスものから、カンツォネッタとエキゾチックダンス。エキゾチックダンスはCDにも入っていて、アレンジのアイディアがとてもスムーズに出た作品です。
チョコラッテで取り組んでいるフランス作品は、そもそもサックスとピアノのために書かれているので、その時点で完成しています。そこにパーカッションを加えるということは、まずは壊すことから始まるわけで、そこから新たに生み出さないと3人でやる意味がない。これからも前向きにレパートリーを増やしていきたいなぁ。


そしてCDタイトル曲の深町優衣作品、アレボル デ ラ マニャーナをしっとりと演奏し、ラ クンパルシータを皮切りにアルゼンチンタンゴのプログラムへ。情熱的でありながら陰のあるアルゼンチンタンゴ、なぜだか日本人の心に響きます。お客様のテンションがだんだんと上がっていくのを感じました。


今回ピアソラの作品を3曲選びましたが、ピアソラ初期の作品・コントラティエンポはゆいちゃんに出会わなければ知ることはなかったかも。。
サックス界でもピアソラの曲は人気が高く、私自身もずいぶん前から触れていますが、タンゴピアニストゆいちゃんが演奏するタンゴのリズムやアクセント等々にはとっても刺激を受けました!これからもたくさん勉強させてもらっちゃいます♪


美しいバラード、ロス パハロス ペルディドスに続いては、お待ちかね(?)リベルタンゴ!会場の熱気は頂点へ達しました。
本当に当たり前のことですが、コンサートはお客様あってのもの、そこにいるすべての人、ものが作り上げる時間と空間なんですよね。
演奏者の熱がお客様に伝わり、お客様の熱がまた演奏者に伝わる。そのことを改めて感じられた一日でもありました。


終盤は再びチョコラッテオリジナルの深町優衣作品です。
ライブでも人気のある sora は、優しくて力強い母のような魅力に溢れる曲。
今回のコンサートでもオリジナル曲はとても好評で、聴いてくださった方それぞれいろんな受けとめ方をしてくださり、とても嬉しいなぁと思いました。
そしてコンサートのトリを飾ったのは、私たち3人も超お気に入りの最新オリジナル曲・バイレ デル ガトー(猫の踊り)。ハラハラドキドキするような3人のやりとり、お客様にも楽しんで頂けたのではないでしょうか。
オリジナル曲は特に演奏するたびに表情が変わったり、新たなアイディアが加えられたりします。この曲もまだまだこれから変化していきそうな予感です。




プログラムをすべて終え、盛大なアンコールにお応えして日本の歌を。
私のコンサートのテーマにおいた『歌』。足を運んでくださったお客様への感謝の気持ちを込めて、赤とんぼ・小さい秋みつけた・ふるさとを演奏しました。
そして鳴り止まない拍手のなか最後の最後、スカラムーシュよりブラジレイラを演奏してコンサートの幕を降ろしました。


企画当初の予想以上のお客様に来て頂けましたし、会場の盛り上がりも想定外でした。
本当に本当に幸せな時間を過ごすことができました。今まで関わってくれたすべての人に感謝です。ありがとうございました!


それではあとひとつ、オフステージ編の記事を近日upして、コンサートレポートを締めたいと思います♪
※オフステージ編 12/8up! →◆◇◆